研究講座とイベント

  • 2013/12/11
  • 月例研究会
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第213回 月例研究会  【終了しました】

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日 時:平成25年12月11日(水)13:30~15:45
テーマ:『不公正な取引方法を巡る主要な論点』
講 師:元公正取引委員会 事務総長 矢部 丈太郎 氏
会 場:航空会館 B-101会議室

講演主旨

 独占禁止法禁止規定のなかで不公正な取引方法は解りにくいと言われる。その理由の1つは古い審判決例や公正取引委員会の誤った解釈によるところが大きいと考える。その一例として、不公正な取引方法は競争の実質的制限に至らない行為であるという審決例、不公正な取引方法の指定要件の「不当に」と公正競争阻害性とは同じとする通説、取引方法の基本的性格に関する研究会報告の3基準(自由競争減殺、競争手段の公正さ、自由競争基盤の侵害)などを取り上げ、その問題点を指摘する。また、最近問題となっている優越的地位の濫用、差別対価の公正競争阻害性について考える。その上で、そもそも公正な競争とはなにか、不公正な取引方法の指定要件は何を根拠としているのかなど、基本的な問題に触れる。
 公正の概念は、商品交換の場であるフェアのルールに由来するものであり、フェア・プレイの精神は、スポーツをはじめ社会秩序を維持するための基本的なルールである。
 市場という言葉は「いちば」と「しじょう」という2つの読み方がある。目に見える「いちば」の背後に目に見えない「しじょう」の仕組みや機能がある。公正な競争は、「いちば」における競争(手段・方法)の問題であり、「しじょう」における競争(機能)とは区別されるという説を展開する。

問い合わせ先

競争法研究協会 事務局
〒107-0052 港区赤坂 2-16-21-204
TEL. 03-3585-7935  FAX. 03-3585-7955

 

 

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