研究講座とイベント

  • 2014/04/08
  • 月例研究会
  •  

 

第216回 月例研究会【終了しました】

一覧を見る RSSフィードの購読はこちら

 

日 時:平成26年4月8日(火)13:30~15:45
テーマ:『フランチャイズシステムと優越的地位の濫用』
講 師:神戸大学 名誉教授/甲南大学法科大学院 教授 根岸 哲 氏
会 場:航空会館 B-101会議室

講演主旨

優越的地位の濫用は、(自由)競争基盤の侵害という意味で公正競争阻害性があることから、独禁法上、不公正な取引方法として禁止されているが、優越的地位の有無も濫用の有無も、本来、実態に即して、個別・具体的かつ相対的に判断されるべきものである。このことは、フランチャイズ・システムの本部の加盟店に対する優越的地位の濫用の問題を考える場合にもそのまま当てはまる。フランチャイズ・システムとはどのようなものなのか、加盟店は、本部との関係では、独立した事業者の地位にあるのか、従属した労働者的な地位にあるのか、その中間的な地位にあるのかなどを含め、本部と加盟店との取引関係の実態に即して、検討する必要がある。また、公取委のガイドラインによれば、フランチャイズ・システムは、一方では、①加盟店が本部の確立した営業方針・体制の下で統一的活動をすることにより、市場における競争を活発にする効果があるとされ、他方では、②本部と加盟店との取引において、加盟店に一方的に不利益を与えたり、加盟店のみを不当に拘束するものであってはならない、とされる。しかし、この①と②の間に矛盾はないのか、その整合性についても検討する必要がある。

問い合わせ先

競争法研究協会 事務局
〒107-0052 港区赤坂2-16-21-204
TEL. 03-3585-7935  FAX. 03-3585-7955

 

 

ページトップへ戻る