研究講座とイベント

  • 2015/04/08
  • 月例研究会
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第226回 月例研究会のご案内【終了しました】

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日 時・テーマ:平成27年4月8日(水)13:30~15:45 『一定の取引分野における競争の実質的制限と公正競争阻害性の解釈』
講 師:神戸大学名誉教授/ 甲南大学大学院教授  根岸 哲氏
会 場:航空会館 B-101会議室

講演主旨

独禁法は、競争の実質的制限と公正競争阻害性の2つの違法判断基準を持っている。競争の実質的制限は、不当な取引制限、私的独占、企業結合などの違法判断基準であり、公正競争阻害性は、不公正な取引方法の違法判断基準である。

公正競争阻害性には、(自由)競争の減殺、競争手段の不公正さ、(自由)競争基盤の侵害の3つの意味が含まれるが、このうち、競争の減殺を意味する公正競争阻害性が問題となるのが、不公正な取引方法のメインを占める。競争の減殺を意味する公正競争阻害性の要件は、市場において競争者の排除効果又は競争の回避効果が認められる場合に満たされる。競争者の排除効果又は競争の回避効果を超えて、当該市場における価格等をある程度自由に左右することができる状態をもたらす場合に競争の実質的制限の要件が満たされる。このようにして公正競争阻害性、競争の実質的制限の各要件が満たされる場合にも、独禁法の目的に照らして、当該行為の目的の合理性と当該目的を達成する方法の相当性が認められる場合には、正当化事由があり、違法とされないことになる。

問い合わせ先

競争法研究協会 事務局
〒107-0052 港区赤坂2-16-21-204
TEL. 03-3585-7935  FAX. 03-3585-7955

 

 

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